結末
試合結果
チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | T | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 [WR16位] | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 負け |
オーストラリア [WR1位] | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 | 勝利 |
戦評
(1Q)
開始早々、総合的に上回るオーストラリアが優勢に進める。
日本も前線から激しいプレスをすることにより、オーストラリアの攻撃を防ぎ、時折カウンター攻撃を見せオーストラリアのゴールへ迫る。
前半4分、このゲーム初のPCを日本がゲット。しかし、しっかりと守り切られてしまい、逆にオーストラリアに11分に先制ゴールを取られてしまう。
1Q終了間際の14分にも個人技による中央突破から追加点を許してしまう。
(2Q)
開始早々にスクープからチャンスを作り出し、#1山崎がシュートを放つも防がれてしまう。しっかりとプレスをかける日本が前線でインターセプトを成功させ、22分に#9田中健が1点を返す。
立て続けに中盤でインターセプトを成功させた日本が、パスをつなぎ26分に#32霧下がタッチシュートにより同点ゴールを決め、流れを日本に引き寄せる。
流れに乗った日本は27分、#29膳棚のスクープを起点にサークルへ侵入した#31渡辺の強打を、#9田中健がこの日2点目となる追加点を挙げ、前半を3-2とリードした状態で終える。
(3Q)
前半をリードで折り返した日本だったが、徐々にオーストラリアのプレーのギアが上がり始め、ゲームを支配され始める。オーストラリア優勢の時間が続き、34分にはPCから失点をし同点に追いつかれる。38分にもリバースシュートを決められ、このクォーターで逆転を許してしまう。日本は追いつくべく前のめりにはなるものの、このQは得点を奪えずに終わってしまう。
(4Q)
逆転をしたオーストラリアがゆっくりとした展開でボールを回し、引き続きゲームを支配する。
日本は得点を取るために#9田中健を前線に残し、カウンターを狙うが決定機を得られない。
50分、オーストラリアはスクープから右コーナーを攻め上がり、折り返しタッチシュートで5点目を奪われてしまう。
そのまま試合は終了し、サムライジャパンのオリンピック初戦は3-5で敗れ、黒星という結果で終わる。世界ランク1位のオーストラリアを相手に勝ち越す場面を作り、今後に向けて手ごたえも得られたゲーム内容であった。次戦は25日(日)19:00からアルゼンチン(WR7位)と戦う。
得点
- 22分 FG – #9 FW 田中健太 (HGC HC)
- 26分 FG – #32 DF 霧下義貴 (LIEBE 栃⽊)
- 27分 FG – #9 FW 田中健太 (HGC HC)